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文藝賞、次回の応募先が変更

■2024年4月30日消印まで
⇒〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷2-32-2 河出書房新社「文藝賞」係

■2024年5月1日消印より
⇒〒162-8544 河出書房新社「文藝賞」係



締切は2025年3月31日ですから、慌てて応募する必要もありませんね。


文芸トレンド

本屋大賞、出そろう!

4月10日、2024年度の「本屋大賞」が決定しました。
結果は、以下のとおりです。

大賞『成瀬は天下を取りにいく』(新潮社) 宮島未奈(著)
第2位『水車小屋のネネ』(毎日新聞出版) 津村記久子(著)
第3位『存在のすべてを』(朝日新聞出版) 塩田武士(著)
第4位『スピノザの診察室』(水鈴社) 夏川草介(著)
第5位『レーエンデ国物語』(講談社) 多崎礼(著)
第6位『黄色い家』(中央公論新社) 川上未映子(著)
第7位『リカバリー・カバヒコ』(光文社) 青山美智子(著)
第8位『星を編む』(講談社) 凪良ゆう(著)
第9位『放課後ミステリクラブ 1金魚の泳ぐプール事件』(ライツ社) 知念実希人(著)
第10位『君が手にするはずだった黄金について』(新潮社) 小川哲(著)


宮島未奈さんは近いうちに来るなあと思っていたんだよね。勢いがある。それにしても「R-18文学賞」って作家の発掘率、すごい。またまたスターの誕生です。

第2位は、津村記久子さん。太宰治賞の出身ですが、ジャンルを超えて面白い。2022年に『つまらない住宅地のすべての家』がドラマ化されました。そうだ、公募ガイド2017年1月号では特集に出てもらっています。

第3位は、塩田武士さん。小説現代長編新人賞の出身で、『罪の声』でブレイク。今回も話題作を上梓しました。公募ガイドでは2018年に1年連載をお願いし、2019年にはオンラインイベントにも出演してもらいました。トークも抜群に面白かったですね。

第7位には、2022年にWEBでインタビューさせていただいた青山美智子さんがランクイン。青山さんは4年連続ですね。すごっ! 青山さんは2003年にパレットノベル大賞で佳作に入りましたが、そのとき、妊娠中で、2017年に『木曜日にはココアを』でブレイクするまで15年近くかかっています。今、絶好調ですね。

第8位は、第7回W選考委員版「小説でもどうぞ」のゲスト選考委員をしていただいた凪良ゆうさん。昨年に続いてランクインです。BL作家を経て、今は小説現代長編新人賞の選考委員も務めています。順風満帆ですね。

皆さんは何冊読んでいますか。1冊もという方は、どれか読んでみましょう!

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