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我が子と一緒に“生きる力”を育もう!「第3回 親子副業アイデアコンテスト」

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公募ニュース

株式会社バビロニアは、「第3回 親子副業アイデアコンテスト」を開催しています。最優秀賞には賞金10万円が贈られます。締切は2024年7月28日。このチャレンジが、親子にうれしい変化をもたらしてくれるかも?

親子参加型の公募はレア!

厚生労働省は、2018年に「副業・兼業の促進に関するガイドライン」を発表しました。さらに、2020年からコロナウイルス感染症拡大の影響で在宅勤務が増加したことで、副業への関心がグンと高まりました。

 

そんな副業に、親子で挑戦するアイデアを募集。対象は小学生〜高校生の子どもとその親(祖父母もOK)。学生向けのコンテストは数あれど、最後まで親子で参加できるものは、なかなかありません。同じ目的に向かって親子二人三脚で取り組む、またとないチャンスです!
 

不登校から生徒会長へ。親子で共に成長しよう

主催者の株式会社バビロニアは、金融会社に勤務する父親と中学生の息子が副業として立ち上げた会社。小中学生向けのお金の教室などを運営しています。父親で同社代表取締役・野田拓也さんは、親は本業、子どもは学業と並行して行うこのビジネスを“親子副業”と命名。この“親子副業”を広めようと開催しているのが、「親子副業アイデアコンテスト」です。

 

2022年から始まり、今回が3回目の開催です。これまでの参加者からは、たくさんの反響がありました。親からは、子どもの成長を感じたり、親子の会話が増えたという声がたくさん寄せられたそうです。子どもからは、親の社会人としての一面が見られ、偉大さを感じた、尊敬の気持ちがうまれたという声が多かったそう。

 

「本公募は、単なるビジネスアイデアのコンテストではありません。アイデアを出したり形にしたりする中で、親子関係をより良いものにする機会にしてもらいたいと思っています。実際に、賞金を活用して親子で副業を始めたり、父親が子どもと会社を立ち上げ独立したり、不登校だった中学生が生徒会長になったりという例が多数。そういった親子をもっと日本中に増やしたいという思いで、毎年コンテストを開催しています」と野田拓也さん。
 

前回の最優秀賞は?

最後に、前回の最優秀賞となったアイデアを紹介します。タイトルは「~ぼくらが選ぶ、こどもの本~『こども書店』」。本が大好きな小学5年生とそのお父さんが提案した、街の本屋の一角を借りて「子ども書店員」が選んだ本を並べて販売するサービスです。

 

 
選出の理由は、こちら。
・子どもならではのアイデアであること
・売り手(自分たち親子)、買い手(本の購入者)、世間(年々減っている書店)の三方良しのアイデアであること
・親子で楽しみながら(模擬店やポップを作ったり)アイデアを形にしているところ

 

そのほかのアイデアもWEBサイトに公開されています。どれも実現できそうなすばらしいものばかり。ぜひチェックしてみてください。

 

前回の応募数は34点でした。応募用紙1枚で、気軽に参加できるところも魅力の本コンテスト。まだライバルが少ないうちに、挑戦しませんか?


ライター
本川かや

公募情報ライター。特に注目しているのは、文芸とアート系。作品や取材先の方の言葉に胸を震わせながら執筆している。藤井風さん、落語家の柳家緑太さんが好き。