特定非営利活動法人 放課後NPOアフタースクールが、全国の小学生を対象とした「放課後オバケコンテスト」を開催する。このユニークな企画は、子どもたちに理想の放課後を「オバケ」という形で表現してもらうものだ。

コンテストの目的は、子どもたちの声を通じて放課後の課題やニーズを可視化し、より良い放課後環境の実現につなげることにある。「放課後はゴールデンタイム」をビジョンに掲げる同NPOは、子どもの主体性を重視した活動を展開してきた。

オバケをテーマに選んだ理由について、同NPOは「想像力や冒険心、または不安や恐れを象徴する『見えないもの』として、子どもたちの想いを表現できる存在」と説明している。

入選作品は実際のキャラクターとして具現化される。その制作を担当するのは、人気絵本作家のtupera tupera（ツペラツペラ）だ。完成したキャラクターは、子どもたちとのコミュニケーションツールや、大人向けの子どもの代弁者として活用される予定。

募集期間は2024年10月9日から11月24日まで。応募は無料で、ウェブサイトのフォームか郵送で受け付ける。入選者の発表は2025年3月を予定している。

この企画を通じて、子どもたちの想像力がどのような「放課後オバケ」を生み出し、それが実際の放課後環境にどう反映されていくのか、注目が集まっている。

詳細はこちら：https://npoafterschool.org/archives/news/2024/10/42620/