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世界最大級のピッチコンテスト「XTC JAPAN 2026」優勝企業が米国世界大会へ

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在宅透析装置「フィジオロガス・テクノロジーズ」がXTC JAPAN 2026で優勝

グローバル課題に技術で取り組む起業家のための世界最大規模のスタートアップ・コンテスト「Extreme Tech Challenge(XTC)」の日本大会「XTC JAPAN 2026」が2026年3月3日に開催され、優勝企業が決定した。優勝したフィジオロガス・テクノロジーズ株式会社は、給水不要の在宅血液透析装置を開発している。同社は11月に米国San Franciscoで行われるXTC世界大会に招待されることが決まった。

本大会ではファイナリスト10社の中から各賞を決定し、140名が参加する懇親会も開催された。優勝の決め手は、透析患者の就労困難という課題に対し、毎日働ける環境を実現するという社会的・経済的インパクトの大きさであった。審査員からは米国をはじめとするグローバル市場への積極的な展開を支援する姿勢が示された。

特別賞はAI創薬「MOLCURE」、準優勝はアフリカ向けデジタルハブ「Dots for」

特別賞Applied Intelligence Awardを受賞した株式会社MOLCUREは、独自構築の抗体言語モデルとデータベースによるAI抗体創薬プラットフォームを開発している。同社もフィジオロガス・テクノロジーズと共に、世界中のXTCパートナー企業および歴代ファイナリストによるネットワーキング支援を受けられるXTCグローバルファイナリストコミュニティへの参加資格を得た。

準優勝「Runners-up」には株式会社Dots forが選出された。同社はアフリカの未電化・未通信の農村向けにデジタル経済のインフラを提供するプラットフォームを展開している。3年前の登壇時からサービスが大きく進捗し、アフリカの農村市場において97%という高い回収率を実現している。

高いレベルのスタートアップが集結した2026年大会

XTC JAPAN幹事の春日伸弥氏は、本年の審査について史上最高点に近い企業が揃い、どの企業が優勝してもおかしくない非常にハイレベルな戦いであったとコメント。XTCの最大の価値は、勝敗に関わらず登壇したすべての企業が「XTCグローバルファイナリスト」として世界的なエコシステムの一員になれることにあると述べた。

これまでの日本大会の登壇企業の約7割がその後に資金調達を成功させており、長期的な伴走が続いているケースも多い。XTCのグローバルネットワークは、入賞の有無に関わらず、スタートアップの事業展開を継続して支援する姿勢を示している。

日欧スタートアップ連携による新たな価値創出へ

本大会のキーノートには、欧州のディープテック投資を牽引する大手VC「Speedinvest」のジェネラルパートナー、Andreas Schwarzenbrunner氏が登壇した。同氏は「中立地帯」としての欧州と日本の連携の重要性を提唱し、両国のエコシステムが互いのギャップを埋める完璧な補完関係にあると強調した。

ヨーロッパは強力な科学的ルーツとスタートアップのスピード感を持つ一方で、産業規模での量産化に課題がある。対して日本は卓越した産業のリーダーシップと長期的な資本を有しており、両者の強みを組み合わせることで、ともに「グローバルな勝者」を生み出せるとの見解が示された。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000788.000003955.html