モテるゲイの青春物語が話題沸騰!書店員絶賛の氷室冴子青春文学賞大賞受賞作が発売
河出書房新社から第5回氷室冴子青春文学賞大賞受賞作『愛ちゃんのモテる人生』が10月28日に発売される。18歳のオープンリーゲイ「愛ちゃん」の約10年にわたる青春を描いた本作は、全国の書店員から早くも熱い支持を集めている。
作者の宇井彩野氏は1985年千葉県生まれ。デビュー作となる本作で、少女小説の新境地を開いた故・氷室冴子氏を記念した文学賞の栄冠に輝いた。選考委員の小説家・柚木麻子氏は「セクシャルマイノリティも小さな子どもも不幸にならないハッピーな物語」と評価している。
ゲラを読んだ書店員からは「誰かの人生を肯定し、誰かを救える力がある」「10代の子も、大人もみんな読んでほしい」といった称賛の声が続々。主人公の愛らしい人柄と、自分らしさを貫く姿勢に多くの読者が心を掴まれている。
さらに本編に加え、愛ちゃんの幼馴染・太良のキャンパスライフを描いた書き下ろし「太良の法学ノート」も収録。カバーイラストは山内尚氏が手がけ、1,848円(税込)で全国の書店に並ぶ。