日本酒文化の普及を目指すcamo株式会社と酒屋大賞実行委員会は、「酒屋大賞2024」の本選に進出する20蔵を発表した。全国42都道府県、288店舗から343名の酒販店員による投票で選ばれた注目の蔵元たちが、11月の本選でさらなる評価に挑む。

本選は11月18日に大阪、19-20日に東京で開催され、予選投票に参加した酒販店員による公開審査で、GOLD、SILVER、BRONZEの各賞が決定する。今年は特別協賛の国際発酵・醸造食品産業展（FERMEX）による特別賞も設けられている。

注目すべきは、11月20日に東京・竹芝で開催される一般向けテイスティングイベントだ。ここでは、選出された20蔵の60銘柄を試飲できる貴重な機会が提供される。多くの蔵元も来場予定で、日本酒ファンとの直接的な交流の場となる。

このアワードは、酒蔵と消費者をつなぐプロフェッショナルである酒販店員の目線で、現代の日本酒シーンを映し出す重要な指標となっている。2023年に始まったこの取り組みは、日本酒市場の活性化と文化の継承に新たな風を吹き込んでいる。

出典：https://sakeaward.com/