第16回IIBC英語エッセイコンテスト、過去最多応募から最優秀賞に埼玉の中等教育学校生徒が輝く
国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)が主催する第16回高校生英語エッセイコンテストで、さいたま市立大宮国際中等教育学校2年の古賀杏奈さんが最優秀賞に選ばれた。今年は「つながる心、広がる世界~コミュニケーションを通じた響きあい~」をテーマに開催され、個人部門330作品、団体部門2,863作品と、いずれも過去最多の応募数を記録した。
古賀さんの受賞作品『Beyond the differences』は、アメリカ人の友人との交流を通じて感じた文化や価値観の違いについて考察したエッセイ。文化的な「違い」を超えた絆の大切さを描き、高い評価を得た。
優秀賞には慶應義塾湘南藤沢高等部3年の水島凛さん、優良賞には聖学院高等学校1年の野中茂壮さんが選出された。特別賞には6名、日米協会会長賞には3名、アルムナイ特別賞には1名が選ばれている。
審査委員長を務めるIIBC理事長の藤沢裕厚氏は、「テーマの表現力」「導入部の魅力」「高校生同士の共感性」の3点を重視して審査を行ったと説明。また今年から従来の「身近な異文化体験」からテーマを広げたことで、より幅広い視点からの作品が集まったことを評価している。
出典:https://www.iibc-global.org/iibc/activity/essay/2024_result.html