次世代型テーマパーク「リトルプラネット」を展開するリトプラ社が、「デジタルえほんアワード2024」で準グランプリを受賞した。受賞作の「エモリズム」は、表情認識技術を活用した感情表現学習アプリで、世界100作品以上の応募の中から高い評価を得た。

「エモリズム」は、ウサギのキャラクターが出す「笑って」「驚いて」などの4種類のお題に合わせて、プレイヤーが表情を変化させて遊ぶアプリ。機械学習技術で微細な表情変化を瞬時に判定し、遊びを通じて自然に感情表現の幅を広げることができる。開発のきっかけは、子どもたちが鏡の前で表情遊びをする様子からヒントを得たという。

同社からは、生成AIとトレーディングカードを組み合わせた体験型アトラクション「マゼモンジェネレーター」も入選。動物や食べ物など100種類以上の素材を組み合わせて、世界に一枚だけのモンスターカードを作り出せる「子どもたちの最初のAI体験」として注目を集めている。

「エモリズム」は無料アプリとしてiOSとAndroid両方で配信中。3歳以上を対象に、家族や友達と一緒に表情を作って遊ぶことで、人とのつながりを深める効果も期待されている。

出典：https://corp.litpla.com/