"永遠に生きる"クリスマスツリーが誕生!建築家・隈研吾がデザイン、展示後は家具に生まれ変わる斬新な取り組み
世界的建築家・隈研吾氏が手がける、サステナビリティをテーマにした革新的なクリスマスツリーが東京の2つのエディションホテルに登場する。東京エディション銀座(11月19日〜)と東京エディション虎ノ門(11月20日〜)で展示される本プロジェクトは、国内木製家具メーカーのカリモク家具との協働により実現した。
注目すべきは、展示後にツリーが家具として生まれ変わる点だ。使用される木材は、なら、せん、ホオ、クルミ、イタヤカエデなど、すべて国内の森から調達。展示終了後は隈研吾デザインのテーブルに姿を変え、オンライン販売とサイレントオークションで提供される。
それぞれのツリーは、設置される街の特徴を反映したデザインとなっている。虎ノ門店の『木漏れ日』は、発展する街並みをイメージした明るい「森」の表現。一方、銀座店の『木組み』は、伝統と革新が交差する街をイメージし、木の枝で織り上げた宝石のような佇まいを見せる。
隈研吾氏は「複数の樹種を使うことで森の循環・育成に貢献します。クリスマスシーズンが終わった後も、ツリーのユニットは家具に転用され、違う場所に生まれかわります」とコメント。環境への配慮と、日本の木工技術の粋を集めた本プロジェクトは、新しいホリデーシーズンの在り方を提案している。
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001987.000011305.html