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デジタル時代でも根強い手帳需要、災害対策と「推し活」で新たな価値創出―高橋書店「手帳白書2025」

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報道発表

高橋書店が発表した「手帳白書2025」で、デジタル全盛時代においても手帳の価値が進化し続けていることが明らかになった。全国10~60代の1,000人を対象にした調査で、特に災害対策や「推し活」での活用に新たな需要が見られている。

注目すべきは、災害時における手帳の有用性だ。能登半島地震などの自然災害が頻発する中、非常時の備えを記録するツールとして、手帳はスマートフォンに次ぐ高い支持を得ている。「停電やバッテリー切れを気にしなくてよい」(39.9%)、「データ消失の心配がない」(33.6%)といった理由が挙げられ、手帳ユーザーの75.9%が年1回以上の頻度で記録を振り返っているという。

また、近年注目を集める「推し活」においても手帳の活用が満足度向上に貢献している。推し活実施者の44.6%が紙媒体を活用しており、手帳ユーザーの72.2%が「活動の楽しみが増えた」と回答。特に10代では81.2%が満足度向上を実感している。

ビジネスシーンでも手帳の需要は健在だ。手帳ユーザーの73.3%が他のデジタルツールと併用しており、「手帳とアプリそれぞれに利点がある」(64.9%)という理由が最多。仕事のスケジュール管理でも48.1%が手帳を活用しており、特にToDoリストや急な面談時のメモ用途で重宝されている。

出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000177.000069413.html