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名手・長谷川義史が描く、"不器用な猫"との思い出。自伝的絵本シリーズ最新作『ミーコ』が発売

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報道発表
プレスリリースより

人気絵本作家・長谷川義史の新作が、多くの読者の心を揺さぶりそうだ。11月14日に発売される『ミーコ』は、作家自身の幼少期に実際に飼っていた猫との思い出を綴った自伝的絵本で、『てんごくのおとうちゃん』『おかあちゃんがつくったる』『おおにしせんせい』に続くシリーズ最新作となる。

物語は、主人公の家に来た一匹の猫「ミーコ」を中心に展開する。他の猫のように元気に遊ばず、お祭りで腰を抜かすような不器用な猫との暮らしを通じて、幼い子どもが命の重さと向き合う様子が、長谷川氏特有の温かな視点で描かれている。

1961年大阪府生まれの長谷川氏は、20年以上にわたり第一線で活躍を続ける絵本作家だ。即興で絵を描く絵本ライブやテレビ番組でのスケッチ旅、女優・室井滋率いる「しげちゃん一座」の一員としても知られ、その多彩な活動で幅広い層から支持を得ている。

これまでに『おたまさんのおかいさん』で第34回講談社出版文化賞絵本賞、『ぼくがラーメンたべてるとき』で第13回日本絵本賞と第57回小学館児童出版文化賞を受賞。『いいからいいから』シリーズや『だじゃれ日本一周』など、数々の人気作品を生み出している。

新作『ミーコ』の刊行を記念して、11月30日から12月20日まで、ジュンク堂書店近鉄あべのハルカス店で原画展が開催される。また、12月1日には長谷川氏によるトーク&サイン会も予定されており、ファンにとって作家と直接交流できる貴重な機会となりそうだ。

本作は、定価1,600円(税別)。子どもたちに「命」という重いテーマを優しく伝える一冊として、家庭や教育現場での読み聞かせにも適した作品となっている。

出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000006718.000001719.html