電子マンガ・ノベルサービス「ピッコマ」が、過去最大規模となる「第3回ピッコマノベルズ大賞」の開催を発表した。注目すべきは破格の賞金総額2000万円に加え、年間最優秀賞受賞作品にはSMARTOON化が確約される点である。

本コンテストは2024年11月28日から2025年9月8日にかけて、4シーズンに分けて開催される。各シーズンでは「西洋風ファンタジー×最強主人公」「現代ダンジョン×快進撃」といった、ピッコマユーザーの嗜好を徹底的に分析した募集テーマが設定されている。

特筆すべきは審査方式である。月間1000万人が利用する人気プラットフォームの実績を活かし、1次審査にはピッコマユーザーから選出された「読者審査員」が参加。ユーザーの生の声を反映した選考が行われる。さらに、1次審査を通過した全作品にはピッコマでの連載が確約されており、原稿料と作品収益の一部が支払われる。

実績面でも、第1回大賞受賞作「年下夫の未来のために、離婚状を置いて出ていった結果」は既にSMARTOON化され、ピッコマの総合ランキングで第1位を獲得。続く第2弾として「皇女スヴェータの政略結婚」の制作も進行中である。運営事務局は「ノベルとしてもSMARTOONとしても楽しめる、毎週の連載を追いかけたくなるような魅力溢れる作品」への期待を寄せている。

応募締切は第1シーズンが2025年2月28日となっており、以降3ヶ月ごとに各シーズンの募集が行われる予定である。

出典：https://novel.piccoma.com/web/