1895年に開業した川越鉄道（現・西武鉄道）が、今年で開業130周年を迎えることを記念し、沿線6市と西武鉄道が特別なデザインコンテストを開催することが発表された。このコンテストでは、電車の「顔」とも言えるヘッドマーク（先頭車両前面に取り付けられるマーク）のデザインを一般公募する。

コンテストのテーマは「川越鉄道開業130周年を記念し、応募する自治体と西武鉄道の魅力を発信するもの」。応募資格は各自治体に在住・在勤・在学の小学生以上で、1人1点までの応募が可能だ。作品は直径約60cmの円形で、「川越鉄道開業130周年」の文字を入れることが条件となっている。

応募期間は2024年12月1日から2025年1月6日まで。応募方法は、デジタルデータでのオンライン応募か、手描きによる直接提出が可能だ。ただし、生成AIによる画像や人物が特定される作品は認められないため注意が必要である。

採用作品は2025年3月1日以降に発表され、実際のヘッドマークは同年3月21日から電車に掲出される予定。選考は投票形式で行われ、詳細な投票方法は後日告知されるという。西武線の利用者にとって、自身のデザインが電車の「顔」として採用される貴重な機会となりそうだ。

なお、コンテストに関する問い合わせは西武鉄道お客さまセンターで受け付けており、営業時間は年末年始を除く毎日9時から17時までとなっている。

出典：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000036.000140008.html