過去最多1.6万点の応募!花王国際こども環境絵画コンテストで8歳のタイの少女が大賞に輝く
世界中の子どもたちが描く環境への想いと希望を発信する「第15回花王国際こども環境絵画コンテスト」の受賞者が決定した。今回は「サステナブルな環境をみんなでつくろう!」をテーマに33の国と地域から過去最高となる16,639点もの作品が寄せられ、タイの8歳、Jinatta Banjongpisanさんの「都市の湿地」が最高賞である花王Kirei大賞に選ばれている。
今年から新たな取り組みとして、応募作品1点につき50円を環境活動団体へ寄付する仕組みを導入。子どもたち自身が動物保護、森林保全、海ごみ対策の3つのテーマから寄付先を選べるようになり、総額831,950円が世界自然保護基金などの団体に寄付されることとなった。
特別賞には日本からも4名が選出され、新野隼大さん(9歳)の「ふっかつしたチョウチョ」や瀧野英樹さん(7歳)の「みんなで元気に野原をとびまわろう」など、未来への希望を感じさせる作品が並んだ。また、ウクライナからは「生命の木」「私たちはひとつの家族」という力強いメッセージを込めた2作品が特別賞を受賞している。
2010年から続くこのコンテストは、世界の子どもたちが地球環境や未来への想いを絵画で表現する機会を提供している。花王は「豊かな共生世界の実現」をパーパスに掲げ、受賞作品の展示活動を通じて、サステナブルな環境と暮らしについて考えるきっかけづくりを積極的に行っている。
なお、表彰式は2024年12月にオンライン形式で開催される予定となっている。
出典:https://www.kao.com/jp/newsroom/news/release/2024/20241129-001/