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「モダンリビング大賞」20周年記念!自然と融合した斬新な住宅デザインが受賞

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デザイン
建築・設計・景観デザイン
報道発表
撮影/渋谷和江(プレスリリースより)

ラグジュアリー住宅誌『モダンリビング』が主催する建築アワード「第20回モダンリビング大賞」の授賞式が、2024年12月4日に東京ミッドタウンで開催された。20周年を迎えた今回は、例年の賞に加えて特別賞も設けられ、日本の住宅建築界の最新トレンドが一堂に会する華やかな場となった。

最高栄誉である「モダンリビング大賞」に輝いたのは、建築事務所OKDOの木藤美和子氏と岡田周也氏が手掛けた「森を育む丘の家」。大地と建物が融合したダイナミックな丘状のプランが特徴的で、自然と一体化した暮らしを実現している。屋根全体を芝生で覆い、緩やかな緑のスロープで2階と庭をつなぐなど、内外の境界を曖昧にすることで、室内にいながら外で過ごしているような開放感を生み出している。

若手建築家・デザイナーを対象とした「アンダー40賞」では、照井洋平氏と湯山皓氏によるマンションリノベーション「YOKOHAMA RESIDENCE」が選出された。写真愛好家のオーナーの要望に応え、モノクロの世界観を光のデザインで表現した点が高く評価された。

インテリアデザインを表彰する「スタイリング・デザイン賞」のゴールドプライズは、荒木康裕氏とマルイユ英里氏の「都市に宿る巣箱」が受賞。時や季節の移ろいを感じられる空間づくりが審査員の心を掴んだ。

20周年を記念して設けられた「グランプリ」には、中村拓志氏の「照葉の家」が選ばれた。都市部でありながら緑豊かな空間を実現し、借景を巧みに取り入れた点が高く評価された。

今回のアワードでは、自然との調和や光のデザイン、季節感の演出など、日本の住宅建築における最新のトレンドが浮き彫りとなった。これらの受賞作品は、今後の住宅デザインに大きな影響を与えることが予想される。『モダンリビング』誌上や公式サイトでは、各受賞作品の詳細な紹介が行われており、最新の住宅デザインに興味がある方は必見だ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000739.000008128.html