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注目の若手アーティスト西條茜、初の美術館個展で身体と作品の境界に挑む

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報道発表
西條茜 《The Melting Laborers#4》 2024年 撮影:来田猛(プレスリリースより)

現代美術の最前線を走る若手アーティスト、西條茜の初となる美術館個展が2025年1月26日から丸亀市猪熊弦一郎現代美術館(MIMOCA)で開催される。本展は「第1回 MIMOCA EYE/ミモカアイ」大賞受賞を記念したもので、西條の新たな挑戦が詰まった意欲作が並ぶ。

西條茜は、陶を主な素材とし、有機的な造形作品を通じて鑑賞者の身体への意識を喚起する作品で知られる。本展では、陶作品に加え、ガラス作品も発表予定。さらに、作品に息を吹き込むパフォーマンスを通じて、作品と身体の境界を探求する。

展示される作品はすべて新作。西條は本展を自身の飛躍の場と捉え、これまでの関心をさらに深化させた作品群を披露する。シンプルな空間構成のMIMOCAだからこそ、作品の真価が問われる展示となりそうだ。

会期中には、アーティスト・トークやパフォーマンス、ワークショップなど多彩な関連プログラムも予定されている。2月1日と2日には、複数のパフォーマーが西條の陶作品と関わるパフォーマンスが行われ、作品、パフォーマー、観客の間に偶発的なコミュニケーションが生まれる瞬間を体験できる。

1989年生まれの西條は、京都市立芸術大学大学院修了後、ロンドンロイヤルカレッジオブアートへの留学を経て、国内外で活躍。近年は「身体性」をキーワードに、陶彫作品とパフォーマンスを融合させた表現で注目を集めている。

本展は、MIMOCAが掲げる「若い作家を育てる」という理念を体現する機会となる。美術ファンはもちろん、現代アートに興味のある方にとっても、新しい表現の可能性を感じられる貴重な機会となりそうだ。

展覧会は2025年3月30日まで開催。前売りチケットは楽天チケットや美術展ナビチケットアプリで販売中。美術館を訪れ、西條茜の創造する独自の世界観に浸ってみてはいかがだろうか。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000142923.html