衝撃の13年ぶり新作!金城一紀「ザ・ゾンビーズ」最新作で青春小説の常識を覆す
人気作家・金城一紀が13年ぶりに放つ新作小説『友が、消えた』が、2024年12月16日に発売された。「ザ・ゾンビーズ・シリーズ」の最新作として登場したこの作品は、既に多くの読者の注目を集めている。
「ザ・ゾンビーズ・シリーズ」は、金城一紀の原点とも言える大人気シリーズだ。第66回小説現代新人賞受賞作「レヴォリューションNo.3」から始まり、これまでに4作品が刊行されている。都内のオチコボレ男子高校を舞台に、型破りな男子高生たちが窮屈な世界に風穴を開ける、熱く爽快な青春小説として多くのファンを魅了してきた。
今回の新作『友が、消えた』は、大学生になった主人公・南方を中心に物語が展開する。「絶対に変えてやる。このクソみたいな現実を。」というキャッチコピーが示すように、読者の心に勇気を与える青春小説となっている。高校時代の仲間との約束のために大学に進学した南方が、同級生からの依頼をきっかけに、再び世界を変える冒険に乗り出す様子が描かれている。
さらに、新作の発売に合わせて、角川文庫から発売中の「ザ・ゾンビーズ・シリーズ」既刊のカバーデザインもリニューアルされた。イラストレーター・たけもとあかる氏とデザイナー・岩瀬聡氏のコンビによる新しいカバーデザインは、疾走感あふれる仕上がりとなっている。
また、シリーズの原点である短編「レヴォリューションNo.3」が、2025年2月28日までの期間限定で全文公開されている。この機会に、金城一紀の世界観に触れてみるのもいいだろう。
金城一紀は1968年生まれの作家で、2000年に『GO』で第123回直木賞を受賞し、一躍注目を集めた。その後も数々の話題作を発表し、日本文学界で確固たる地位を築いてきた。13年ぶりの新作となる『友が、消えた』で、彼がどのような物語を紡ぎ出すのか、多くの読者が期待を寄せている。
青春小説の新たな地平を切り開く『友が、消えた』。この冬、読書熱が再び高まりそうだ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000016023.000007006.html