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日中韓のダンサーが挑む!「ふるまい」を通して社会を見つめ直す実験的アートプロジェクト

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アート・絵画・工芸
絵画(日本画・洋画)・美術展
報道発表
プレスリリースより

東京・代官山で2025年2月に開催される「ビヘイビアプロジェクト」が注目を集めている。このプロジェクトは、日本・中国・韓国から集まった6人のダンサーたちが、私たちの日常にある「ふるまい」を探求し、身体表現を通じて新たな視点を提示する試みだ。

プロジェクトリーダーの中澤大輔氏は、「私たちは、自らの意思によって動いていると思っていても、社会的にこうあるべきだという規範に沿って動くうちに、自分が本当は何をしたいのか見失ってしまうことがあります」と語る。この問題意識から生まれたプロジェクトは、2024年4月から始動し、3カ国の都市でフィールドワークを重ねてきた。

参加するダンサーたちは、それぞれユニークな視点を持っている。韓国のイエ・ヒョスンは「自分と社会の幸せ」について、中国のウェイ・マンは「社会の中で個人の尊厳を守ること」について、日本のシマダタダシは「社会の抑圧から自由になること」について、それぞれ探求を進めている。

2025年2月14日から16日にかけて行われる公演では、6人のダンサーがフィールドワークを通じて得た視点を共有し、「自分たちはどのようにふるまいたいか」を身体表現として提示する。レクチャーとパフォーマンスを組み合わせた形式で、観客に新たな気づきを提供することを目指している。

また、プロジェクトの過程を記録したドキュメンタリー映像シリーズの配信も予定されており、「私たちのふるまいはどこからきたのか」「私たちはどのようにふるまいたいか」をテーマに掘り下げていく。

さらに、このプロジェクトは単なる芸術表現にとどまらず、企業や自治体と連携して「ふるまいを変える実証実験」も計画している。クリエイターや多様な分野の研究者との協働によって、研究・アート・ビジネスの垣根を越えた社会変革の可能性を探る。

私たちの日常に深く根付いた「ふるまい」を、アートの視点から見つめ直すこのプロジェクト。社会のあり方や個人の生き方について、新たな気づきをもたらしてくれるかもしれない。チケットは2025年1月6日から販売開始。詳細は公式ウェブサイト(https://behaviour.architectingstories.com/)で確認できる。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000154127.html