メタバースで地域活性化!山口県宇部市で開催される「UGCコンテスト」に注目の企業が参戦
メタバース技術を活用した地域活性化の新たな取り組みが、山口県宇部市で展開される。2024年12月21日(土)に開催される「UGCコンテスト in メタバースときわ公園」に、メタバース(XR)、AI、DXを駆使して地域課題の解決に取り組む株式会社Meta Heroesが参加することが発表された。
このコンテストは、3Dモデル制作技術を活用した新たなクリエイティブ人材の育成と地域活性化を目指して開催される。注目すべきは、Meta Heroes社が構築した「メタバースときわ公園」だ。人気ゲーム「Fortnite」のクリエイティブツール「UEFN」を活用して作られたこの仮想空間では、コンテストに応募された3Dモデルが展示される予定だ。
Meta Heroes社の代表が審査員として参加するほか、同社のクリエイティブディレクターがメタバース技術をテーマにしたセミナーを実施する。「UEFN/Fortniteの活用、メタバースの可能性」と題されたこのセミナーでは、ゲームエンジンやメタバースを活用した実践事例を交えながら、地域課題解決の可能性について解説が行われる。
さらに、今回のコンテストでは新たに「メタヒーローズ賞」が設けられた。この賞は、応募作品の中でも特に革新性や未来志向が高い作品に贈られる特別な賞であり、受賞者には豪華賞品が進呈されるという。
Meta Heroes社は、メタバースやAIを活用して社会課題の解決に取り組むホールディングス企業だ。同社は「地方創生3.0」と呼ばれる、リアルとメタバース(XR)、eスポーツ(ゲーム)を組み合わせた地域課題解決の取り組みを日本各地で展開している。また、大阪なんばでは子どもから大人までメタバースやAI、DXを学べる教育施設「Hero Egg」を運営するなど、次世代のHERO育成にも力を入れている。
このイベントは、デジタル技術を活用して地域の魅力を発信する新たな試みとして注目を集めている。現実空間と仮想空間をつなぐ架け橋として機能する「メタバースときわ公園」は、地域活性化の新たな可能性を示唆している。メタバース技術が地域の未来をどのように変えていくのか、その一端を垣間見ることができるイベントとなりそうだ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000063.000094539.html