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TikTok映画祭で衝撃!アニメ作品が史上初のグランプリ獲得、縦型映画の新時代到来か

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報道発表
プレスリリースより

TikTokと東宝が主催する「TikTok TOHO Film Festival 2024」が開催され、縦型映画の新たな可能性を示す結果となった。約400作品の中から選ばれたグランプリは、アニメーション作品「遊園人」。本映画祭史上初のアニメ作品のグランプリ受賞となり、業界に衝撃を与えている。

アンバサダーを務めた女優の三吉彩花は、「縦型の作品はまだまだ秘めた可能性がたくさんあります」と語り、新しい表現方法への期待を示した。審査員を務めた映画監督の萩原健太郎も「これから日本でもますます縦型映画の需要が増えると思っています」とコメントし、縦型映画の将来性を強調した。

グランプリを受賞した「一寸先はおじ」監督は、「TikTokというプラットフォームでは、作りたい意欲さえあれば誰にでもチャンスがあり、本映画祭はその機会を与えてくれました」と感謝の意を表した。今後、東宝のサポートのもと、女優の齊藤京子を主演に迎えた新作短編作品の制作が決定している。

今回の映画祭では、準グランプリに「モブライフ」、アニメ・CG賞に「灯台守と迷子の幽霊」、特別賞に「絶滅メシ」、新設された「きみの色」賞に「僕の春は何色」が選ばれた。受賞作品の中に3つのアニメーション作品が含まれていることについて、審査員の岡村和佳菜は「縦型アニメのきっかけになる年とも言えるのではないか」と評価した。

TikTokを活用した縦型映画の制作は、新たなクリエイティブの可能性を広げている。従来の横型映画とは異なる没入感や表現方法が注目を集め、若手クリエイターの登竜門としても期待が高まっている。今後、縦型映画がエンターテインメント業界にどのような影響を与えるか、注目が集まりそうだ。

「TikTok TOHO Film Festival」は、クリエイターの才能発掘と新しい映像表現の可能性を追求する場として、今後も重要な役割を果たしていくことだろう。縦型映画の進化と共に、日本の映像文化がさらに多様化していくことが期待される。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001122.000030435.html