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「溶けたらしぼんだ。」著者の初期短編集が登場!女性向けR-18文学の新境地を切り開く注目作

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報道発表
プレスリリースより

マイクロマガジン社から、注目の女性作家・木爾チレンの初期短編集『夏の匂いがする』が2024年12月20日に発売される。本作には、第9回「女による女のためのR-18文学賞」優秀賞を受賞した「溶けたらしぼんだ。」の改稿版を含む5編の短編が収録されている。

本書は、同性に強く惹かれる少女たちの繊細な心情を描いた作品集だ。「制服を着ているときにしか聴こえない夏の音や、大人にも子供にも見えない夏の映像を、私たちはちゃんと日々感じながら生きていた。」という一文からも、青春期特有の感性豊かな世界観が垣間見える。

発売を記念して、特設サイトやPVも公開された。PVでは、書影写真を手掛けた岩倉しおり氏の写真や、章挿絵を担当した有村佳奈氏のイラストが効果的に使用され、作品世界を視覚的に表現している。特設サイトでは、木爾チレン先生の直筆サインや読者へのメッセージ、未公開イラストなども楽しめる。

さらに、新刊発売を記念して各電子書店でフェアも開催。『さよならの向う側』シリーズやことのは文庫の作品が対象となっており、木爾チレン作品をまとめて楽しむチャンスだ。

また、本書購入者限定で2025年2月5日にオンライントークショーの開催も予定されている。木爾チレン本人と聞き手の嵯峨景子氏が登場し、作品や創作についての貴重な話を聞けるかもしれない。

恋愛でも友情でもない、同性への複雑な思いを繊細に描く木爾チレンの世界。青春時代の微妙な感情を鮮やかに切り取った本作は、女性向けR-18文学の新たな地平を切り開く注目作となりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002008.000048095.html