吉川トリコ最新作『コメディ映画で泣くきみと』12月3日発売!王谷晶、ブレイディみかこ、柚木麻子が絶賛するシスターフッド小説


株式会社ポプラ社は、作家・吉川トリコさんの連作短編集『コメディ映画で泣くきみと』をポプラ文庫より12月3日に刊行する。本作は『流れる星をつかまえに』からの改題で、文庫化にあたりボーナストラックの掌編「暗くなるまでこの声を」を新たに収録した。
物語は、同じ町に暮らすさまざまな境遇の人々を描く連作短編集となっている。家族関係に悩む主婦、16歳まで自分が在日韓国人だと知らなかった姉妹、ゲイであることに葛藤する男子高生、血の繋がった子どもを持てなかった母親、プロム開催に奮闘する女子高生たちなど、多様な登場人物が織りなす物語だ。現代社会が抱える問題に切り込みながらも、女性同士の絆であるシスターフッドの精神が全編に貫かれ、読者に元気を与えるエンタテイメント作品に仕上がっている。
本作には、王谷晶さん、ブレイディみかこさん、柚木麻子さんという著名作家3名からの推薦コメントが帯に掲載される。ブレイディみかこさんは解説で「本作の根底にあるのは、やりたいことはやっちまえというエネルギーだ」と評し、柚木麻子さんは「誰もとりこぼすまいとミラーボールで物語を照らす吉川トリコが、私にとってのプロムクィーンだ」と絶賛している。
文庫化にあたり、カバーと全面帯のイラストは漫画家の藤見よいこさんが担当した。『半分姉弟』で注目を集める藤見さんは、登場人物それぞれのバックボーンが伝わるよう、各話の情景をチェキ風にあしらったイラストやモチーフを描き下ろしている。
著者の吉川トリコさんは、「たのしさ」と「せつなさ」は似ているという思いから本作を執筆したと語る。誰かにとっては喜劇であり、誰かにとっては悲劇かもしれない、人生におけるさまざまな瞬間をスケッチするように書いた小説だという。定価は902円(税込)で、書店やAmazonなどで購入可能となっている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001134.000031579.html