美容業界に衝撃が走った。世界最大級の美容師コンテスト「UNITED DANKS CONTEST20」（UDC20）で、美容室チェーンAshが驚異的な成績を収めた。モデルカット部門、チームモデルカット部門、フォト部門でグランプリを獲得し、合計79もの賞を手にしたのだ。

2024年11月26日、横浜武道館で開催されたUDC20。400名以上の美容師が一斉に施術を開始する様子は圧巻だったという。今回のコンテストでは、ジェンダーニュートラルな時代に合わせ、レディース・メンズの区別なくクリエイティビティを競う新しい試みも導入された。

モデルカット部門でグランドチャンピオンに輝いたのは、Ash中目黒店の高橋臣介氏。「20年追い続けていた場所にやっと辿り着けました」と喜びを語った。チームモデルカット部門では、Ash池上店チームがグランドチャンピオンを獲得。リーダーの田口敬正氏は「スタッフと共にステージ上で喜びを分かち合えた瞬間は最高に幸せでした」とコメントしている。

Ashの快進撃はこれだけに留まらない。フォト部門でもグランプリと準グランプリを獲得。さらに、ウィッグカット部門やアップスタイル部門など、他の部門でも多数の賞を受賞した。

この結果は、Ashの技術力の高さと創造性を如実に示すものだ。同社は約350店舗を展開する美容室チェーンの一つだが、今回の成績は業界内外に大きな衝撃を与えたことだろう。

UDC20は単なるコンテストではない。美容師たちの技術向上へのモチベーションを高め、業界全体の発展に寄与する重要なイベントだ。Ashの快挙は、日本の美容業界の底力を世界に示す結果となった。

今後、Ashがこの勢いをどう維持し、さらなる高みを目指すのか。業界関係者のみならず、美容に関心のある多くの人々が注目している。美容室選びの新たな基準として、こうしたコンテストでの実績も重要になってくるかもしれない。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000255.000049680.html