国内最大級のスキー場情報サイト「SURF＆SNOW」が主催する「Japan Ski Resort Poster Award 2024-2025」の結果が発表された。全国49施設のスキー場ポスターの中から、3,663名のウィンタースポーツユーザーによる投票で、栃木県那須塩原市の「ハンターマウンテン塩原」が見事グランプリに輝いた。

首都圏最大級のスノーリゾートとして知られるハンターマウンテン塩原のポスターは、雪を楽しむ感覚が伝わってくるデザインが高評価を得た。投票者からは「ゴーグルの中に人を入れるのが斬新」「雪山の青と白の世界の最高な爽快さと仲間と楽しんでいるのがガンガン伝わってきます」といったコメントが寄せられた。

2位には新潟県妙高市の「池の平温泉アルペンブリックスキー場」が選ばれた。ポップなウェアを着たおじさんのユニークな組み合わせが印象的で、「インパクトがあり笑いもある。そして、なぜか納得できる」といった声が多く聞かれた。

3位は新潟県南魚沼市の「上越国際スキー場」。美しいゲレンデの写真が「ぐっと引き込まれるような雰囲気。行ってみたい、と思いました」と多くの投票者の心を掴んだ。

このアワードは、スキー場の個性や魅力をウェブ上で紹介し、旅行先の選択肢として興味を持ってもらうことを目的としている。業界初の試みとして注目を集めており、スキー場の「顔」となるポスターを通じて、多くのウィンタースポーツプレイヤーにアピールする機会となっている。

また、SURF＆SNOWでは、ウィンタースポーツユーザーの意識調査も実施。スキー・スノーボードへの興味が高まり始めるきっかけとして、雪が降ったニュースやリフト券の販売開始が挙げられていることが明らかになった。この結果を踏まえ、今後のスキー場側の情報発信のタイミングなどを分析し、全国各地のスキー場と協力してレジャー行動意欲を高める取り組みを行っていく予定だ。

さらに、リフト券の購入方法についても注目が集まっている。近年の価格上昇傾向の中、SURF＆SNOWでは「早割券」などのお得な購入方法を紹介。「絶対にお得に滑りたい」というユーザーのニーズに応えるため、リフト券購入のコツやアドバイスを提供している。

ウィンターシーズンを前に、このポスターアワードの結果は多くのスキー・スノーボード愛好家の注目を集めそうだ。各スキー場の個性豊かなポスターを通じて、雪山の魅力が広く伝わることが期待される。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000064659.html