日本最大級の学習塾検索サイト『塾選』が主催した「受験生応援川柳」コンテストの結果が発表された。全国から寄せられた1,355句の中から、受験生への温かい思いが込められた作品が選ばれ、注目を集めている。

最優秀賞に輝いたのは、桜小町さんの「赤字の量だけ想ってる答案を」。この一句には、生徒への深い愛情と指導者としての葛藤が見事に表現されている。赤ペンで書き込めば書き込むほど、生徒の落胆を招くかもしれないという教育者の複雑な心境が、わずか17音に凝縮されている。

優秀賞に選ばれたさささんさんの「不安をも一科目として立ち向かえ」は、受験生に力強いエールを送る作品だ。不安を試験科目の一つとして捉える斬新な発想が、読む者に勇気を与える。

佳作には、「言えぬ分だけ握りしめる おにぎり」「つり革に揺れる参考書 席を譲る」「寒空を耐え頬染まり桜咲く」の3作品が選ばれた。それぞれ、家族の愛情、社会全体での応援、そして受験期の厳しさとその先の喜びを巧みに表現している。

このコンテストを主催した『塾選』は、全国103,457教室の学習塾情報を掲載する日本最大級の塾検索サイトだ。塾の特徴や口コミ情報を提供し、受験生とその保護者の「塾選び」をサポートしている。

今回の川柳コンテストは、単なる言葉遊びを超えて、受験生を取り巻く人々の思いや社会の温かさを浮き彫りにした。合格を目指す受験生たちに、これらの作品が励みとなることだろう。

受験シーズンが本格化する中、この「受験生応援川柳」の取り組みは、受験生たちに向けた社会からの温かいメッセージとなった。合格発表の春に向けて、全国の受験生たちの健闘を祈りたい。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000047.000116808.html