ショート動画ならカンタン?! 実は狙い目「動画公募」のススメ


最近、動画コンテストが急増していることにお気づきですか? 1分程度から数十秒でもOKなショート動画を募集するものも。コンテストが増えている割にはまだ挑戦者が少ない、超・狙い目のジャンルです。
スマホでも意外と簡単に撮影・編集ができる今、あなたも動画公募に挑戦してみましょう。本記事では動画公募や編集アプリをご紹介。動画作成や動画公募に興味がある人は必見です。動画編集を仕事や副業にしたい人も、ぜひコンテストで入賞してハクをつけちゃいましょう!
※掲載している情報は過去のものの場合があります。今年度の開催状況は、主催者サイトを随時ご確認ください。
動画コンテストがブームに?
動画のコンテストというと、長編映画や短編映画などを想像する人も多いかもしれません。映画業界を目指す人たちが、本格的な映像作品に取り組み、応募するようなイメージが数年前までありました。
しかし、最近はまったく異なる傾向が。SNSが普及し、TikTok、YouTube、Instagram、LINEで動画配信する人が増えてきました。歌ってみたり、踊ってみたり、メイクの実演やおすすめグッズを紹介してみたり。特に1分以内の「ショート動画」は、手軽に撮影できて人気です。
企業や自治体でも動画を配信するSNSアカウントを持ち、製品や地域の宣伝をしています。プロが撮影するのではなく、社員が撮った動画を社員が編集するのが一般的です。
その流れで、さまざまな企業や自治体がPRのために動画を募集するようになりました。以前は写真の募集(フォトコン)がメインでしたが、だんだんと動画にシフトしている状況です。
スマホで気軽に撮り、サクッと応募できる動画公募は、今はまだ応募者が少なく狙い目な状況。一度は挑戦してみる価値ありです!
動画作成に必要なものはスマホだけ
動画作成にはカメラが必要では? 編集機器が必要では? と思っている人はいませんか。実は、スマホだけで撮影、編集、応募まで完結できます。
・撮影
スマホカメラの動画撮影機能で撮影しましょう。現在のスマホは、カメラも録音マイクもかなり高性能です。撮影する際は、明るさだけ要注意。コンテストで入選しやすい動画は、まず「ハッキリ見えるもの」です。全体の明るさはもちろん、顔の表情や手元が影にならないように気をつけて。
・編集
撮影した動画をそのまま応募できるコンテストもありますが、全体の長さを調節したり、シーンとシーンを切り貼りして繋げたり、テロップをいれたり、音楽をつけたり……そんな編集ができたら楽しいですよね。
そんなときは、無料でかんたんに操作できる動画編集アプリを使いましょう。今や小学生もこうしたアプリを使ってショート動画を編集しています。初心者さんには、自動編集機能があるアプリもあります。あとから微調整もできますよ!
ここでは最も人気がある2つの編集アプリをご紹介しましょう。1つめは「CapCut」です。ユーザーは全世界で3億人を超えます。基本的な編集作業がすべて無料でできる上、感覚的に操作できる点がポイント。特にTikTokやYouTubeショートに投稿される動画はCapCutを使ったものが多いようです。複数あるテンプレートの機能を使えば、スマホに保存してある写真や動画を選ぶだけで、あっという間にいい感じの動画を作れます。旅行や育児の記録ムービーを作るのもラクラクです。
また「InShot」はInstagramに投稿する際に最適なアプリ。Instagramの正方形サイズでの動画が簡単に作れます。もちろん、ほかのサイズを選択することも可能で、さまざまなSNSに投稿することもできます。無料版を使用する場合には、広告を見ることで使えるようになる機能もあります。CapCutに比べると少し広告を見る頻度が多めな印象かもしれませんが、まずは使用感など試してみましょう。
・応募
作成した動画はスマホ内に保存されるので、そのまま主催者のサイトやSNSから応募ができます。SNSで応募する場合は、主催者のアカウントフォローや、指定のハッシュタグをつける必要があるケースも。惜しいところで失格にならないよう、募集要項をしっかり確認しましょう! YouTubeにアップロードし、そのURLを応募する公募も多い傾向です。