日常に特別な彩りを添える「さをり織りパネル」が、アート愛好家やインテリア通の間で密かなブームを呼んでいる。社会福祉法人征峯会が手がけるこの独特な作品は、さをり織り製品の端切れを再利用して作られており、環境に配慮した持続可能なアートとしても注目を集めている。

さをり織りの最大の魅力は、織り手の自由な表現にある。知的障害のある方々が、自らの感性を存分に発揮して織り上げるため、完成品は全て世界に一つだけの唯一無二の作品となる。その独特な色合いと風合いは、見る人の心を穏やかにし、空間に温かみと個性を与える効果があるという。

「織るたびに新しい発見があります」と、さをり織りの制作に携わるスタッフは語る。「糸の選び方、織り方、全てに個性が表れ、まるでその人の物語を織り込んでいるように感じます。」この言葉からも、さをり織りパネルが単なる装飾品以上の価値を持つことがうかがえる。

さをり織りパネルは、ギフトとしても人気を集めている。特別な思いを込めて贈ることができ、受け取った人に独特のつながりを感じさせるという。また、この製品を手に取ることは、障害を持つ方々の創作活動を支援することにもつながる。征峯会では、さをり織りを通じて障害を持つ方々の表現力を社会に発信し、多様性の大切さを伝えている。

さをり織りパネルは、征峯会が運営する就労継続支援B型「パン工房しらとり」店内や、茨城県筑西市のふるさと納税を通じて購入できる。自宅や職場に一点物のアートを取り入れ、日常を特別なものにしたい方にぜひおすすめだ。

世界に一つだけの物語を織り込んださをり織りパネル。あなたの生活に、どんな彩りを添えてくれるだろうか。ぜひ一度、手に取って確かめてみてはいかがだろうか。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000108127.html