公募/コンテスト/コンペ情報なら「Koubo」

静岡新聞が新ブックレット「静新ブック+」を創刊!第一弾は18歳で亡くなった少女の感動の物語

タグ
作文・エッセイ
ノンフィクション
報道発表
プレスリリースより

静岡新聞社が新たな挑戦を始める。2025年1月、同社は短期連載をまとめたブックレット「静新ブック+(プラス)」を創刊する。その第一弾となるのは、「青春を生きて ―歩生が夢見た卒業」だ。この作品は、骨肉腫と闘いながら18歳で亡くなった磐田市の女子高校生、寺田歩生さんとその家族の物語を中心に据えている。

本書は、2024年1月から3月にかけて静岡新聞朝刊に掲載された連載を基にしているが、単なる再録ではない。新聞未掲載の歩生さんの日記や写真、家族の手記なども収録され、読者により深い感動を与える内容となっている。また、AYA世代(15歳から30歳代)のがん患者が直面する教育問題にも光を当て、社会的な意義も持つ一冊となっている。

静岡新聞社は、この「静新ブック+」シリーズを通じて、「混迷の時代に、地域に根差して生きていくことの意味を、あらためて読者の皆さまとともに考える」機会を提供したいと考えている。地域密着型のメディアならではの視点で、読者の心に響く物語を届けることを目指している。

A5判、112ページの本書は、1320円(税込)で2025年1月23日に発売される。県内の書店や新聞販売店で購入できるほか、静岡新聞SBSショッピング(同社ECサイト)でもオンライン注文が可能だ。さらに、電子書籍版も同時発売されるため、デジタル派の読者も楽しむことができる。

地域の物語を丁寧に紡ぎ、それを一冊の本にまとめる「静新ブック+」。この新しい試みが、静岡の人々の心に寄り添い、地域の絆を深める一助となることだろう。静岡新聞社の挑戦に、今後も注目が集まりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000058.000100047.html