世界が注目!絵本『ねえねえ あのね』がアニメ化、優しさの連鎖が画面から溢れ出す
講談社の人気絵本をアニメ化するプロジェクト「アニエホン」の第4弾として、『ねえねえ あのね』のアニメ版が2025年1月24日より公開される。原作は「第7回KFS絵本グランプリ」でグランプリを受賞したしもかわら ゆみ氏の作品で、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、ロシア、ブルガリア、台湾、韓国、タイ、ベトナムから翻訳オファーを受けるなど、国際的な注目を集めている。
本作は、動物たちが「大好き」という気持ちをリレーしていく心温まるストーリー。ひよこちゃんからねずみさん、あひるさん、うさぎさんへと、愛情が次々と伝わっていく様子が、優しい色彩と柔らかな動きで表現されている。
アニメーション制作を担当するのは、『映画 すみっコぐらし』シリーズなどで知られるファンワークス。監督は『ペンギン・ハイウェイ』の作画監督を務めた石舘波子氏が担当。原作の手描き感を大切にしながら、動物たちの細やかな動きにこだわりを詰め込んでいる。
石舘監督は「シンプルさの中にある奥深さを、アニメーションでどう表現するかに苦心した」とコメント。また、原作者のしもかわら氏も「軽やかな筆致の動物たちが動き回る姿が、のびやかで幸せそう」と喜びを語っている。
アニメ版は30秒のショートバージョンと2分30秒のロングバージョンの2種類が制作され、TVCMやWEB上で公開される。さらに、英語字幕版も用意されており、国内外問わず多くの人々に楽しんでもらえる作品となっている。
「やさしくされると、やさしくしたくなる」という自然な感情の連鎖を描いた本作。子どもから大人まで、心癒される温かなアニメーションは、現代社会に必要な「優しさ」の大切さを静かに、しかし力強く訴えかけている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000142274.html