福岡市の人気スポット、福岡アジア美術館（通称：あじび）で、子どもから大人まで楽しめる特別イベント「アジびをアジみ！」が2025年2月1日から4月6日までの2カ月限定で開催される。このユニークな企画は、東京・立川の屋内キッズパーク「PLAY! PARK」の企画チームが手がけており、アジア文化を"味見"するような体験ができると注目を集めている。

イベントでは、3つの魅力的なワークショップが用意されている。まず「アジア料理と包む！遊ぶ！」では、サモサや生春巻き、マントウといったアジア料理をモチーフに、自分が具材になって遊ぶという斬新な体験ができる。次に「アジア吹雪」では、アジア各国の言葉が書かれたカラフルな紙吹雪を使ったゲームを通じて、楽しみながらアジアの言語や地理を学べる。さらに「ウタマのプロフ帳」では、シンガポールの歴史的人物にちなんだ創作活動を通じて、自己表現の新しい形を探ることができる。

これらのワークショップは、福岡アジア美術館の開館25周年記念展「ベストコレクションⅡ―しなやかな抵抗」と連動して企画されており、アジアの現代アートへの理解を深める絶好の機会となっている。特に、アジアの社会や文化に鋭い視点を投げかける8人のアーティストの作品展示と合わせて楽しむことで、より深い学びが得られるだろう。

「PLAY! PARK」の企画・制作担当者による特別トークセッション「あじび×PLAY PARK！流〜あたらしい遊びのつくり方」も3月29日に予定されており、遊びの創造プロセスや背景にある哲学について知ることができる。

入場は無料だが、美術館の観覧料が別途必要となる。家族で週末を過ごすのにぴったりの、教育的かつエンターテイニングな体験が待っている。アジア文化に触れ、創造性を刺激する「アジびをアジみ！」は、福岡の春を彩る注目イベントとなりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000150073.html