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【伝統文化の継承者必見】最大200万円の助成金!ポーラ伝統文化振興財団が令和7年度の支援事業を募集開始

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報道発表
        大日堂舞楽祭具更新事業(プレスリリースより)

日本の伝統文化を守り、次世代に継承していくための支援が始まった。ポーラ伝統文化振興財団が、令和7年度の助成事業の申請受付を開始した。この助成事業は、伝統工芸技術、伝統芸能、民俗芸能・行事の各分野における保存・伝承・振興活動を対象としており、個人や団体を問わず応募が可能だ。

助成金額は1件あたり30万円から200万円程度と、規模の大きな支援となっている。令和7年度は計5件程度の助成を予定しており、そのうち4件が保存・伝承・振興に関わる事業、1件が調査・研究に関わる事業となる見込みだ。

申請の受付期間は令和7年2月1日から3月31日まで。応募を検討している方は、財団のウェブサイトから申請書をダウンロードし、必要事項を記入の上、郵送で提出する必要がある。

ポーラ伝統文化振興財団は1979年の設立以来、日本の無形文化財の保護に尽力してきた。これまでの助成件数は累計119件に上り、その活動は日本の文化的アイデンティティの維持に大きく貢献している。

助成の対象となるのは、無形の伝統文化に関する保存・記録作成事業、後継者育成・普及事業、調査・研究や復元・伝承事業などだ。ただし、営利目的の事業やイベントの運営経費、機材購入費用などは対象外となるので注意が必要だ。

選考は専門家や有識者による委員会が行い、7月中に内定答申が予定されている。採択された事業は、令和7年4月1日から令和8年3月31日までの1年間で実施されることになる。

日本の伝統文化は、グローバル化が進む現代社会において、その価値がますます高まっている。しかし同時に、後継者不足や経済的な課題など、さまざまな問題に直面している。このような状況下で、ポーラ伝統文化振興財団の助成事業は、文化の担い手たちにとって貴重な支援となるだろう。

伝統文化の保存と継承に関心のある方、自身の活動をさらに発展させたいと考えている方は、この機会を逃さず応募を検討してみてはいかがだろうか。日本の豊かな文化遺産を未来に繋ぐ、その一翼を担う可能性が、ここにある。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000044.000063139.html