クリエイティブ業界に新たな風が吹き込む。日本のコンセプトアートスタジオ「WACHAJACK」が、スペインの名門「VOXEL SCHOOL」とパートナーシップを締結した。この提携により、両国のクリエイティブ教育と産業に大きな変革がもたらされる可能性が高まっている。

VOXEL SCHOOLは、世界で最もクリエイティブな学校の一つとして知られる教育機関だ。「Rookies Global School Rankings 2023®」では世界50校中14位にランクインしており、その評価は非常に高い。一方のWACHAJACKは、ゲームや映画、CM、MV、VR空間などのコンセプトアート制作を手がける日本の新進気鋭のスタジオである。

今回の提携では、2025年2月からVOXEL SCHOOL内にWACHAJACKのラボが設置される。これにより、同校の学生たちは実践的な制作経験を積むことができ、プロのアーティストとして成長する機会を得ることになる。また、日本のアーティストにとっても、海外で活躍するチャンスが広がることが期待される。

WACHAJACKの澤井富士彦代表取締役は、「スペインと日本をつなぐ架け橋として、両国のクリエイティブを加速させ、若いアーティストたちと共に新たなエンターテイメントを世界に発信していきたい」と意気込みを語った。VOXEL SCHOOLのホセ・マヌエル・クエスタ・マルティネスゼネラルディレクターも、「学生たちが学びの過程で国際的な大企業と協力しながら実践的な経験を得るという、私たちの教育モデルをさらに強化する」と期待を寄せている。

この提携により、日本とスペインの文化・アートスタイルを融合させた新しい作品やプロジェクトが生まれる可能性も高い。グローバル化が進む現代において、国境を越えたクリエイティブな協力関係は、業界全体に新たな刺激をもたらすだろう。今後、両社の取り組みがどのような成果を生み出すのか、世界中のクリエイターたちが注目している。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000154782.html