写真愛好家たちの熱い想いが詰まった「エプソンフォトグランプリ2024」の入賞作品が決定した。エプソン販売株式会社が主催するこのコンテストは、インクジェットプリントによる写真作品の魅力を広く伝える場として、2006年から続く伝統ある大会だ。

今回で19回目を迎えた本グランプリは、「ネイチャー部門」と「ヒューマンライフ部門」の2部門で開催され、全国から7,548点もの力作が寄せられた。厳正な審査の結果、岡本早苗さんの「アットホームな五人兄弟」がグランプリに輝いた。A3ノビサイズ8枚組の作品で、子どもたちの無邪気な表情や自然なシーンを見事に捉えている。

審査員を務めた写真家の三好和義氏は、「カメラマンと被写体の距離感が絶妙で、信頼関係が築かれているのが伝わってくる」と高く評価。大西みつぐ氏も「子どもたちの未来を想像しながら撮影した尊さが感じられる」と称賛した。プリントの仕上がりの良さも評価のポイントとなった。

入賞作品は全122点に及び、それぞれが独自の視点と技術で魅力的な瞬間を切り取っている。これらの作品は、2025年2月13日から3月31日まで、東京・丸の内のエプソンスクエア丸の内 エプサイトギャラリーで展示される予定だ。入場は無料で、平日11時から18時まで開館している。

写真を愛する人々の情熱と技術が結実した「エプソンフォトグランプリ2024」。入賞作品の数々は、私たちの日常に潜む美しさや感動を再発見させてくれるだろう。写真愛好家はもちろん、アートに興味がある人にとっても、見逃せない展示会となりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000691.000033845.html