世界的AIセキュリティコンテストで快挙!日本企業の社員が1000人中22位に輝く


AIセキュリティの世界で、日本企業が注目を集めている。株式会社世良(東京都目黒区)のセキュリティチームに所属するオプレア・エイドリアン氏が、世界的な生成AIセキュリティコンテスト「Gray Swan Arena」で約1,000人の参加者の中から22位という好成績を収めたのだ。
Gray Swan Arenaは、米国のセキュリティ企業Gray Swan AIが主催する国際的な競技プラットフォームだ。AIモデルの安全性とセキュリティ強化を目的としており、参加者はAIの脆弱性を特定し、潜在的なリスクを評価するさまざまなチャレンジに挑戦する。
競技内容は多岐にわたる。例えば、AIがどこまで不正な指示に従ってしまうかを評価する「Harmful AI Assistant」や、AIに有害な情報を引き出させる「Multi-Turn Harmful Outputs」などがある。参加者はこれらの競技で最新の脆弱性検出スキルを競い合い、セキュリティの穴を特定していく。
オプレア氏の快挙は、株式会社世良のAIセキュリティ技術が世界水準にあることを示している。同社は「生成AI特化型コンサルティング×受託開発サービス」を展開しており、最先端のAIセキュリティ技術を駆使して企業や社会におけるAIシステムの安全性向上に貢献している。
株式会社世良のサービスは、企業の研究開発や技術支援にも対応しており、既存ツールに合わせたオーダーメイドのソリューションも提供している。さらに、AIシステム特有の脆弱性診断やリスク評価にも対応し、生成AIの導入・開発段階から安全性を高める伴走型のセキュリティサービスを展開している。
高セキュリティが求められる業種はもちろん、スタートアップから中堅規模の企業向けにも柔軟なプランを用意しているという。AIセキュリティの重要性が増す中、株式会社世良の今後の展開に注目が集まっている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000142437.html