映画館で世界最高峰のバレエを!ロイヤル・バレエ『くるみ割り人形』上映延長で日本人ダンサーの活躍に注目


映画館で世界最高峰のバレエを楽しめる「英国ロイヤル・バレエ&オペラ in シネマ」が、今年も観客を魅了している。特に注目を集めているのが、ロイヤル・バレエの『くるみ割り人形』だ。この作品は、クリスマスの季節に欠かせない人気演目として知られており、ピーター・ライト版は決定版とも呼ばれている。
今回の上映では、チャイコフスキーの美しい音楽に乗せて、魔法のように大きくなるクリスマスツリーや、ねずみたちとの戦い、雪の精たちの舞、そしてお菓子の国での華やかな宴など、見どころが満載だ。ロイヤル・バレエでは570回以上の上演実績を誇るこの作品が、昨年の大好評を受けて今年も再上映された。
特筆すべきは、日本人ダンサーたちの活躍だ。五十嵐大地、中尾太亮、佐々木万璃子らの若手ダンサーが、重要な役を演じている。五十嵐は冒頭で鮮やかな跳躍を披露し、中尾は美しいつま先と高い跳躍で観客を魅了。佐々木は花のワルツのリードを踊り、その確かな技術と華やかさで注目を集めている。
当初1週間限定だった上映は、満席が続出したTOHOシネマズ日本橋で2月20日まで延長されることが決定。さらに、2月21日からは『シンデレラ』の上映も始まり、こちらでは日本出身の金子扶生が主演を務める。
映画館の大スクリーンと迫力ある音響で、日本にいながらにして最高峰のバレエを堪能できる貴重な機会。バレエファンはもちろん、初めての人にもおすすめの至極の体験となっている。この冬、華やかで魔法のようなクリスマスのプレゼントを、ぜひ映画館で受け取ってみてはいかがだろうか。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000086.000016700.html