縦型動画の制作スキルを磨くクリエイターたちが集う「縦型動画研究コミュニティ」が、1月の課題テーマ「ASMRの活用」における受賞作品を発表した。この取り組みは、株式会社CREAVEが運営する無料コミュニティで、100名以上のメンバーが参加している。

今回の課題テーマであるASMR（自律感覚meridian反応）の活用は、商品の質感や使用感をリアルに伝えるだけでなく、視聴者の没入感を高める効果があるとされている。実際に、参加者からは「これまでとは桁違いの再生回数になった」との報告が寄せられ、ASMRの効果が顕著に表れる結果となった。

受賞作品は、テーマ賞3名と努力賞2名が選ばれた。テーマ賞には、かず（kazu_025happy）さん、mari（marinarnie）さん、kinaco（kinaco_co）さんの3名が輝いた。努力賞には、rui（ruirui_nn）さんとなつまる（natsumaru_15）さんが選ばれている。

縦型動画研究コミュニティは、リール動画やTikTokなどの縦型ショート動画制作に特化したスキルアップの場として機能している。毎月のテーマは動画編集の基本機能に段階的に慣れていくよう設定されており、将来的な動画アンバサダー案件にも活かせるスキルの習得を目指している。

このコミュニティは、CREAVEが運営するクリエイターマッチングプラットフォーム「Snapmart」の一環として展開されている。Snapmartには現在35万人以上のクリエイターが登録しており、商品の無料提供を受けてのSNS発信や、写真・動画のコンテスト応募、オンラインイベントへの参加など、様々な活動の場を提供している。

縦型動画の需要が高まる中、このような取り組みがクリエイターのスキルアップと、企業のマーケティング課題解決の両面で注目を集めている。今後も、ASMRをはじめとする新しい表現技法を取り入れた動画制作の進化が期待される。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000202.000023052.html