食の多様性が求められる現代社会において、プラントベースフードの需要が高まっている。そんな中、熊本県水俣市に拠点を置くエシカルプロダクツ株式会社が、アジア最大級の食品・飲料展示会「FOODEX JAPAN 2025」に出展することが決定した。同社が手掛ける注目の商品「植物生まれのイクラちゃん」をはじめ、革新的な食品技術を駆使した製品群が一堂に会する。

3月11日から14日まで東京ビッグサイトで開催される本展示会で、エシカルプロダクツは独自ブース（E5-E11）を設け、来場者に向けて最新の食品技術と製品を披露する。中でも注目を集めているのが、動物性原料を一切使用せずに開発された「植物生まれのイクラちゃん」だ。コレステロールやプリン体を含まないこの商品は、健康志向の高まりや食事制限のある方々のニーズに応える画期的な一品となっている。

また、同社が世界に先駆けて開発した創作料理用粒状食品「プチル」も展示される。「浸透圧による液体変換技術」を用いたこの商品は、プチッとした食感と自由な味付けが可能な点で、料理人から一般消費者まで幅広い支持を得ている。多忙な飲食業界のプロフェッショナルにとっても、メニュー開発の強力な味方となりそうだ。

エシカルプロダクツの代表取締役である永井香織氏は、「事業活動を通して、世界中の人がより良く生きられる社会を創造する」というミッションを掲げ、食の未来を見据えた商品開発に取り組んでいる。今回の出展では、商品展示だけでなく、様々な味付けを施した「プチル」や、調理済みの「植物生まれのイクラちゃん」の試食も予定されており、来場者は最先端のプラントベースフードを五感で体験できる。

FOODEX JAPAN 2025は、食品業界の最新トレンドと革新的な製品が一堂に会する貴重な機会だ。エシカルプロダクツの出展は、持続可能な食の未来を探る上で、重要な指標となるだろう。食に関心のある方々にとって、見逃せないイベントとなりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000145623.html