藤枝の街が劇場に!「藤枝ノ演劇祭4」で歴史と文化が織りなす新たな魅力を発見


静岡県藤枝市で、街全体を舞台にした「藤枝ノ演劇祭4~THEATRE FUJIEDA~」が3月1日、2日に開催される。この演劇祭は、演劇を通じて地域の魅力を再発見し、参加者や地域住民と共有する機会として企画された。今年で4回目を迎え、旧東海道藤枝宿周辺を中心に、様々な場所で個性豊かな演目が上演される。
今回の演劇祭の特徴は、歴史的な場所を活用した上演と、新しい試みの導入だ。日本遺産に認定された名刹「大慶寺」が会場の一つとなり、旧東海道藤枝宿の歴史と文化を体感できる。また、かつて白子名店街で開催されていた「白子天狗まつり」の名物企画・天狗行列が復活。さらに、商店街の店舗やスポットに、その場所にまつわる情報や歴史が書かれたキャプションが設置される。これにより、日常と非日常が織り交ざった新しい視点から藤枝の街を楽しむことができる。
演目は多岐にわたり、「紙風船」「ペーパームーンセレナーデ」といったユニークな作品から、「山月記」の上演、「ひかりごけ」という作品、清水宏のスタンダップコメディ、高校生による創作戯曲のリーディングまで、幅広い年齢層が楽しめる内容となっている。料金は無料から3,000円までと、気軽に参加できるのも魅力だ。
昨年の「藤枝ノ演劇祭3」では、マルシェなどの関連企画も含め約5,300人が訪れた。今年も多くの来場者が期待される中、藤枝宿世代をつなぐ商店街づくり実行委員会が主催となり、地域の活性化と文化振興に取り組んでいる。
藤枝の街の魅力を再発見し、演劇を通じて新たな体験ができる「藤枝ノ演劇祭4」。歴史ある街並みと現代アートが融合する、この独特な文化イベントに足を運んでみてはいかがだろうか。詳細は公式ホームページで確認できる。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000208.000109487.html