講談社が、ゲーム制作未経験者向けの新たな公募「ド新人賞」を設立した。この画期的な取り組みは、ゲーム制作に興味はあるものの、経験がない人々にチャンスを提供する。

「ド新人賞」は、講談社ゲームクリエイターズラボ（GCL）が主催するもので、「年間最大1000万円差し上げますから、好きなゲームを作りませんか？」というコンセプトのもと立ち上げられた。応募に必要なのは、「作ってみたいゲームのアイデア」と「プロフィール」のみ。プログラミングスキルや過去の制作経験は一切問われない。

募集期間は3月31日（月）23:59まで。受賞者には賞金5万円が贈られるほか、担当編集によるトータルサポートや特別講師によるゲームスキルアップセミナーへの無料参加権が副賞として用意されている。受賞者数に上限はなく、アイデア次第で多くの人にチャンスが与えられる可能性がある。

講談社は100年以上にわたり、多くの作家と共に「おもしろくて、ためになる」物語を生み出してきた。そのノウハウと知見を、今度はインディゲームクリエイターに提供したいという想いが、この新しい賞の背景にある。

応募資格に年齢・性別・経歴・職種・国籍の制限はなく、海外在住者や法人、チームでの応募も可能だ。完成したゲームの権利は全てクリエイター本人に帰属し、途中で参加を辞退することも可能という。

ゲーム制作に興味はあるが、どこから始めればいいかわからない人にとって、「ド新人賞」は絶好の機会となりそうだ。自分のアイデアを形にする第一歩として、この新しい挑戦に参加してみてはいかがだろうか。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000007000.000001719.html