横浜市の文化振興を担うアーツコミッション・ヨコハマ（ACY）が、アーティストの創作活動を支援する「2025年度 ACYアーティスト・フェローシップ助成」の募集を開始した。この助成プログラムは、アーティストのキャリア形成を後押しし、横浜の文化的土壌を豊かにすることを目指している。

本助成プログラムの特徴は、単なる資金援助にとどまらない点だ。採択されたアーティストには100万円の助成金が支給されるほか、横浜市内のユニークな拠点での滞在制作の機会が提供される。さらに、ACYによる多角的なサポートも受けられる。これには、横浜の文化資源や人的ネットワークの活用、広報支援、記録とアーカイブの作成などが含まれる。

対象となるのは、美術や舞台芸術分野で活動するアーティスト個人。応募者には、横浜の特性を活かした創作活動や、地域住民との交流を含む企画の提案が求められる。審査では、芸術としての独自性、横浜での滞在制作の意義、計画の実現性などが重視される。

滞在制作の舞台となる拠点には、「アートスタジオ アイムヒア」「ARUNŌ -Yokohama Shinohara-」「Co-coya」「左近山アトリエ131110」「Murasaki Penguin Project Totsuka」など、個性豊かな施設が用意されている。これらの拠点での滞在を通じて、アーティストたちは横浜の風土や人々との交流から新たな創造の糧を得ることができるだろう。

応募締切は2025年3月18日。選考を経て、5月初旬に結果が発表される予定だ。横浜を舞台に新たな芸術表現に挑戦したいアーティストにとって、まさに見逃せない機会と言えるだろう。

詳細な募集要項や応募方法については、ACYの公式ウェブサイト（https://acy.yafjp.org/grants/2025/128230/）で確認できる。アーティストの皆さん、横浜で自身の創造性を開花させる絶好のチャンスをお見逃しなく。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001241.000014302.html