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1200年の歴史が紡ぐ日本の美!町田市で「日本の版画」展開催、浮世絵から現代まで240点を一挙公開

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報道発表
歌川広重《東海道五十三之内 箱根 湖水図》(前期展示)(プレスリリースより)

東京都町田市の町田市立国際版画美術館で、「日本の版画1200年-受けとめ、交わり、生まれ出る」展が2025年3月20日から6月15日まで開催される。本展では、奈良時代から現代に至るまでの日本の版画の歴史を、約240点の作品を通じて紹介する。

日本の版画は、奈良時代の《無垢浄光大陀羅尼経》を起源とし、中国や西洋の影響を受けながら独自の発展を遂げてきた。本展では、仏教版画、浮世絵、新版画、創作版画、戦後現代版画など、幅広いジャンルの作品が展示される。歌川広重の《東海道五十三之内 箱根 湖水図》や葛飾北斎の《冨嶽三十六景 遠江山中》など、名だたる浮世絵作品も鑑賞できる。

展示は前期と後期に分かれており、5月8日からは展示作品の一部が入れ替わる。会期中、月曜日は休館となるが、5月5日と6日は特別開館する。開館時間は平日が午前10時から午後5時まで、土日祝は午前10時から午後5時30分までとなっている。

観覧料は一般800円、大学生・高校生400円、中学生以下は無料。版画愛好家はもちろん、日本文化や美術史に興味がある方にとって、見逃せない展覧会となりそうだ。

町田市は東京都心から電車で30分ほどの場所に位置し、便利な都市機能と豊かな自然が共存する魅力的な街。展覧会の後は、大型商業施設が立ち並ぶ町田駅周辺や、緑豊かな公園でゆっくり過ごすのもおすすめだ。

日本の伝統と芸術の深みに触れられる貴重な機会。1200年の時を超えて受け継がれてきた版画の魅力を、ぜひこの機会に体感してほしい。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000624.000052170.html