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孤独な魂を映す鏡、オムニバス映画『孤独な夜が明けるまで』が新宿K's cinemaで期間限定上映

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報道発表
オムニバス映画『孤独な夜が明けるまで』©フォーズン(プレスリリースより)

現代社会の閉塞感と孤独を鮮烈に描き出すオムニバス映画『孤独な夜が明けるまで』が、2025年3月29日から4月4日まで、新宿K's cinemaで期間限定上映される。株式会社フォーズンが配給・宣伝を手がけるこの作品は、三人の若手監督が紡ぎ出す四つの短編から構成されている。

『阿頼耶識』『私記』『激情』『ウェイクアップ』という四つの物語は、それぞれ独自の視点から現代を生きる人々の内面を掘り下げる。家族との関係に苦悩する大学生、日々変化する自己像に戸惑う「私」、舞台上で突如暴走する女優、そして結婚に踏み切れないカップル。これらの物語を通じて、観客は自身の孤独と向き合う機会を得るだろう。

監督陣には、松隆祐也、高山康平、青木祐人という三名の新鋭が名を連ねる。彼らは独自の映像美と哲学的アプローチで、現代社会の縮図とも言える孤独な魂たちを描き出す。特筆すべきは、各監督の経歴や視点が作品に深みを与えている点だ。例えば高山康平監督は、能楽や科学、人類学の知見を取り入れた独自の演技メソッドを開発し、作品に反映させている。

上映期間中は連日、キャストやスタッフによる舞台挨拶も予定されている。映画ファンにとっては、作品の背景や制作秘話を直接聞ける貴重な機会となるだろう。

『孤独な夜が明けるまで』は、単なる映画鑑賞を超えた体験を提供する。それは、観客自身の内なる孤独と向き合い、現代社会における人間関係の在り方を問い直す旅路となるはずだ。新宿K's cinemaでの一週間限定上映。この機会を逃さず、心揺さぶられる105分間の旅に出かけてみてはいかがだろうか。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000084841.html