感動の物語が再び!第4回Reライフ文学賞、ポーランド人の奮闘記が最優秀賞に輝く


朝日新聞社と文芸社が共催する「Reライフ文学賞」の第4回受賞作品が発表された。全1,787件の応募作品の中から、長編部門の最優秀賞にタベルスキ マイケルさんの『ソーセージ先生の泣き笑い人生』が選ばれた。この作品は、ポーランドから日本に移住した男性の挑戦の日々を描いた記録で、特別選考委員の内館牧子さんは「読者に『顔を上げて生きよう』と力をもたらす魅力がある」と高く評価している。
Reライフ読者賞には鳴神千春さんの『夫そして父は、獣医師だった』が選出された。1943年の満州での生活から戦後までを描いた家族史的作品だ。最優秀賞作品は文芸社より書籍化が内定しており、読者賞作品はReライフ.netにて連載予定となっている。
「Reライフ文学賞」は、「家族のかたち ~第二の人生の物語~」をテーマに、人生後半に巻き起こる「家族」の物語を募集するユニークなコンテストだ。第5回の開催も決定しており、特別選考委員には引き続き内館牧子さんが就任する。応募受付は2025年6月5日から開始予定で、長編部門では最優秀賞に書籍化と副賞50万円、短編部門では入選30作品の合同書籍化などが用意されている。
このコンテストは、ライフステージの変化に伴い自分らしい人生を充実させたい大人たちに向けた「朝日新聞Reライフプロジェクト」の一環として実施されている。人生の転機や家族との絆、新たな挑戦など、多様な「第二の人生」の物語が寄せられることで、読者に勇気と希望を与える場となっている。
第5回の募集期間は2025年6月5日から10月31日まで。WEBでの応募は10月31日23:59までの送信分、郵送の場合は10月31日の当日消印有効となっている。結果発表は2026年2月下旬を予定しており、多くの人々が自身の経験や想像力を駆使して、心に響く物語を紡ぎ出すことが期待される。
「Reライフ文学賞」は、単なる文学コンテストを超えて、人生の豊かさや家族の絆を再考する機会を提供している。この賞を通じて、多くの人々が自身の人生を振り返り、また未来への希望を見出すきっかけとなることだろう。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001804.000009214.html