看護師・看護学生向けコミュニティ「ナース専科」が、実話をもとにした看護漫画のコンテストを開催する。「ナース漫画大賞2025」と題された今回のイベントでは、看護現場での感動的なエピソードを募集し、選ばれた作品を漫画化する。

本コンテストは、「エピソード大賞」と「ナース漫画大賞」の2部門で構成される。エピソード大賞では、看護師視点の「忘れられない患者さん」部門、患者視点の「忘れられない看護師さん」部門に加え、今回新たに「忘れられない看護実習」部門が設けられた。看護学生の体験談にもスポットが当たる形だ。

応募されたエピソードは、小林光恵氏（看護師・作家）、さわ和代氏（助産師）、宮川サトシ氏（マンガ家）らによって審査され、各部門の大賞作品が選出される。入賞作品はナース漫画編集部が選定。大賞作品には1万円分、入賞作品には5,000円分のAmazonギフト券が贈られる。

一方、ナース漫画大賞は過去1年間に掲載された漫画の中から、閲覧数の多かった作品をノミネート。看護師や看護学生、一般の方の投票によって受賞作品が決定される。

「ナース専科」は約140万人の会員を抱える看護師向けコミュニティサイト。2014年からエピソード募集を開始し、2018年からは漫画形式での掲載を始めた。これまでに1,500作品以上の漫画を公開しており、看護師の日々の仕事の振り返りややりがいの再発見、学びや気づきのきっかけとなっている。

エピソード募集期間は2025年3月31日まで。6月中旬には大賞作品が漫画化され、特設サイトで発表される予定だ。看護の世界ならではの感動的な物語が、どのような漫画として生まれ変わるのか。医療従事者はもちろん、一般の方々にとっても楽しみな企画となりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000375.000013298.html