ブロックチェーンとAIを駆使した画期的な真贋鑑定システムを開発したサイカルトラスト株式会社が、第50回「発明大賞」において「発明功労賞」を受賞した。同社の「Web3およびAIを用いた真贋鑑定証明システム」が高く評価されたのだ。

この鑑定証明システムは、ブロックチェーン技術を基盤に、AIやマルチシグ認証などの最先端技術を組み合わせることで、製品の真正性を高精度に担保する。特に注目すべきは、認証要素を無限に増幅できる点だ。これにより、他社との差別化や参入障壁の確立に成功している。

サイカルトラストは既に複数の特許を取得しており、国際標準化にも積極的だ。ISO/TC307国内委員会の会員として、ブロックチェーン技術の国際標準規格策定にも携わっている。

同社の技術は、模造品対策やサプライチェーンの透明化など、幅広い分野での応用が期待されている。特に経済安全保障や防衛装備品の分野でも注目を集めており、デジタル経済の発展を後押しする可能性を秘めている。

サイカルトラストの須江剛CEOは「この受賞を励みに、より一層技術革新に邁進し、社会課題の解決に貢献していきたい」とコメント。今後の展開が楽しみな企業の一つとして、業界内外から熱い視線が注がれている。

模造品対策やトレーサビリティの向上に悩む企業にとって、サイカルトラストの技術は救世主となるかもしれない。Web3時代の新たな「トラスト基盤」として、同社の今後の躍進に期待が高まる。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000124.000044818.html