経営コンサルティングとアートの世界が融合する画期的な取り組みが始まった。株式会社アースみらい総研と株式会社クラウドナインが、経営戦略コンサル部門とビジュアルアート部門で業務提携を結んだのだ。この提携により、両社は互いの強みを活かしたシナジー効果を狙っている。

アースみらい総研は、大手メーカーから中小企業、医療機関まで幅広い顧客層に経営サポートを提供する総合型コンサルティングファームだ。今回の提携では、主力サービスである経営サポート事業部の戦略コンサルティング部門に、クラウドナインの「アートによる影響力」を取り入れる。これにより、クライアント企業のパーパス実現や企業理念の浸透を加速させることを目指している。

一方、クラウドナインは企業やクリニック向けに、理念やビジョンを視覚化するアートを提供している。すでに200社以上の企業経営者が導入し、意思決定やビジョン実現のサポートツールとして活用されてきた実績がある。今回の提携を通じて、より多くの企業にアートの影響力を広げることを目標としている。

両社の提携によるサービスは、従来のコンサルティングとは一線を画す。アースみらい総研は、アートを活用した新しい角度からのコンサルティングを展開。常駐型、顧問型、プロジェクト型、スポット型と、多様なニーズに対応できる体制を整えている。特に注目すべきは常駐型サービスで、専門コンサルタントが顧客企業に常駐し、日々の業務の中で率先垂範型のサポートを提供する。

クラウドナインは、経営者の想いや企業の方向性をオーダーメイドのアートに落とし込む。これは単なる装飾ではなく、組織の意識変革や成長をサポートする重要なツールとなる。一流画家の中から企業理念に合ったアーティストを選定し、ヒアリングを通じて未来のビジョンを視覚化する。このユニークなアプローチにより、社員の共感を生み、組織の一体感を醸成することが期待できる。

この画期的な業務提携は、経営戦略とアートという一見異なる分野を融合させることで、新たな価値創造の可能性を広げている。企業の長期的成長には人々の意識向上が不可欠であり、アートを通じてその潜在的ポテンシャルを引き出す試みは、ビジネス界に新風を吹き込むことだろう。今後、この斬新なアプローチがどのような成果をもたらすのか、注目が集まっている。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000156697.html