農業とweb3の融合を目指すMetagri研究所が、画期的な「AI 3Dモデルコンテスト」を開催する。このコンテストは、AIを活用して3Dモデルを自動生成する最先端技術を駆使し、「未来の漁船」をテーマに革新的なアイデアを募集するものだ。

コンテストの舞台となるのは、世界最大級のメタバースプラットフォーム「Roblox」で展開される農業ゲーム「未来の農業シミュレーター」。参加者は、テキストや画像から3Dモデルを瞬時に生成できるAI技術を使用し、自由な発想で未来の漁船をデザインする。

応募期間は2025年3月11日から25日まで。優秀作品には会員証NFTが贈られ、さらにMetagri研究所の大学生インターンによって3Dモデル化され、Roblox上の農業メタバースに実装される。このユニークな取り組みは、急速に進む一次産業のデジタル化を背景に、Z世代や異業種からの斬新なアイデアを取り入れることを目指している。

Metagri研究所は、「農業×web3」をキーワードに持続可能な農業の実現に取り組むコミュニティだ。2022年3月の活動開始以来、1,100名以上のメンバーを集め、独自トークン発行によるトークンエコノミー「FarmFi」モデルの構築や、農業とweb3、生成AI技術を組み合わせた実証実験などを行っている。

今回のコンテストは、Metagri研究所が掲げる「FarmFi構想」の一環として位置づけられる。この構想は、web3や生成AI技術を活用した新たな農業モデルの確立を目指すものだ。農業の未来に関心を持つ若い世代、特にZ世代への普及と、革新的な農業モデルの発展が期待される。

農業にweb3や生成AI技術を掛け合わせた取り組みに興味がある方は、Metagri研究所のコミュニティに参加することができる。詳細は公式サイト（https://metagri-labo.com/）やSNSで確認できる。

AIと3Dモデリング技術の進化が、農業や漁業といった伝統的な産業にどのような変革をもたらすのか。このコンテストを通じて、未来の一次産業の姿が少しずつ明らかになっていくかもしれない。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000127.000087046.html