不安定な現代社会において、心の安らぎを求める人々が増えている。そんな中、アメリカの絵本作家ターシャ・テューダーの生き方に再び注目が集まっている。株式会社主婦と生活社から、ターシャの魅力を余すところなく伝える新刊『ターシャ・テューダーから 季節の贈り物』が2025年3月7日に発売された。

本書は、雑誌『私のカントリー』で8年間連載された「ターシャから季節の贈り物」を大幅に加筆改編したものだ。ターシャの素顔を最もよく知る翻訳家、食野雅子氏が執筆を担当。ターシャの波乱万丈な半生に焦点を当て、その魅力の源に迫っている。

ターシャは、22歳で結婚し4人の子どもを育てながら、43歳で夫と別れた後も一人で家族を支えた。56歳でバーモント州に移住し、27年かけて美しい庭を作り上げた。そんな彼女の生き方には、現代を生きる私たちにも通じるものがある。

本書では、ターシャの四季折々の暮らしぶりが美しい写真とともに紹介されている。手作りのクリスマスや感謝祭、バレンタインなど、季節のイベントを独創的に楽しむ様子は、読者の心を温かく包み込む。

また、本書の発売を記念して、2025年4月19日、20日に横浜市の大さん橋ホールで開催される「私のカントリーフェスタ」に特別出展される。さらに、5月15日から7月13日まで新潟県立植物園で「夢は叶えるもの ターシャ・テューダー人生の軌跡展」も開催予定だ。

目まぐるしく変化する現代社会で失われつつある、心豊かな暮らしを思い出させてくれるターシャ・テューダー。本書を通じて、彼女の生き方から学び、日常に彩りを添えてみてはいかがだろうか。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000841.000072639.html