奈良の歴史と文化が息づく!万葉文化館の令和7年度展覧会ラインナップが熱い


奈良県立万葉文化館が令和7年度の展覧会・行事予定を発表した。古代から現代まで、日本の文化と芸術を幅広く楽しめるラインナップとなっている。
注目の特別展は、年間を通じて4本開催される。5月までは「花と緑に魅せられて―佐藤美術館コレクションより―」が開催中。続いて7月からは「天翔る飛鳥 烏頭尾精の世界」が始まり、飛鳥時代の芸術世界に迫る。10月からは写真家・石川直樹氏による「飛鳥・藤原と東アジアへの旅」が予定されており、古代日本と東アジアとのつながりを視覚的に体感できる。さらに令和8年2月からは「町田尚子絵本原画展 隙あらば猫」が開催され、現代絵本の魅力に触れることができる。
館蔵品展も見逃せない。5月から6月にかけては「柿本人麻呂―万葉歌人から歌聖へ―」が開催される。万葉集を代表する歌人・柿本人麻呂の足跡をたどる貴重な機会となるだろう。
展覧会以外にも、万葉文化館では様々な催しが予定されている。毎月開催される講座「万葉集をよむ」では、研究員が万葉集の歌を分かりやすく解説。また、春夏秋冬に開催される「にぎわいフェスタ万葉」では、季節ごとに趣向を凝らしたイベントが楽しめる。
万葉文化館は、古代文学や歴史に興味がある人はもちろん、芸術や写真、絵本など幅広いジャンルの文化に触れたい人にとっても魅力的な場所だ。令和7年度の展覧会・行事を通じて、日本の文化の奥深さを再発見できるはずだ。詳細な日程や観覧料については、決定次第公式サイトで発表される予定となっている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000146.000142065.html