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戦後80年、知られざる樺太の歴史が蘇る!児童文学『ミハイルのハーモニカ』が語る平和への願い

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小説・シナリオ
童話・児童文学
報道発表
プレスリリースより

戦後80年を迎える今年、株式会社新興出版社啓林館の児童書ブランド「文研出版」から、注目の新作『ミハイルのハーモニカ』が全国の書店で発売された。この作品は、多くの日本人にとって馴染みの薄いサハリン(旧樺太)の戦争体験を描いた児童文学だ。

サハリンは北海道の北に位置する島で、戦前は樺太と呼ばれ、南半分は日本領だった。しかし、1945年8月15日の終戦後、ソ連軍が南樺太に侵攻。この歴史的事実を基に、著者の高橋良子氏は、南樺太から長野県に避難した人々の体験談を丁寧に紡ぎ上げた。

本作は、小学校高学年以上を対象としているが、大人読者にも新たな歴史の一面を伝える力作となっている。装丁や挿絵を担当した金子恵氏の繊細な画も、物語の世界観を豊かに彩る。

「文研ステップノベル」シリーズの一冊として刊行された本書は、四六判で1,650円(税込)。ISBN:978-4-580-82680-9で、全国の書店で入手可能だ。

戦争と平和、そして人々の絆を描いたこの作品は、戦後80年の節目に、改めて平和の尊さを考えさせる。知られざる歴史の一端に光を当てた『ミハイルのハーモニカ』は、世代を超えて読み継がれる可能性を秘めた一冊となりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000266.000032562.html